「猛烈に働く父親像はもう終わりにしたい。」この言葉を読んで、やっと夫婦が協力しあって子育てをできる時代が来たと思いました。 (8月4日河北新報朝刊『拓く宮城の未来 地域の実践者たち①』より)
従来の考え方だと、女性は家で育児、男性は働いてお金を稼ぐ、でした。しかし、女性が社会進出をしている今、いったい誰が子育てをするのでしょうか。保育園、幼児園、子どもルームなどがありますが、子どもにもっとも必要なのは親からの愛情なのではないかと私は思います。
そして一番の問題が、未だに残っている男女差別です。最近は「専業主夫」という言葉も聞きますが、まだまだ女性は家事、男性は仕事、という考えが根強く残っています。
これらのことから、仕事の忙しさによる育児放棄やストレスによる児童虐待などが増え、そのニュースを見た次の時代を担う若者達が子育てに恐怖を感じ、少子高齢化が進んでいるのではないでしょうか。私もそのようなニュースを見たとき、自分に子育てが出来るのかと、とても不安を感じました。
しかし、そのような事件が起きてしまう原因は、一人で子育てを行ったことによる疲れや育児ノイローゼではないのでしょうか。本来子育てというものは、一人で背負い込むものではなく、色んな人たちと協力して行うべきものです。
だからイクメンが増えていけば、子育ての負担が減り、生きやすい社会が作られていくと思います。イクメンが当たり前の社会が早く来て欲しいです。(ゆるる夏ボラM・Sさん)