色々な見方があっていい。相手の気持ちを想像し理解しようとすることが大切だと思った。
私は8月8、9日にみやぎ発達障害サポートネットでボランティアを体験した。私は発達障害の方と関わったことがあっても発達障害について詳しくは知らなかった。知らない間に傷つけていることがあるのを無くしたくて発達障害について知ろうと思い、このボランティアに参加した。1日目の擬似体験では、画像を見て少数派の人達の見え方を学んだ。また、軍手を2枚ずつ両手にはめて鶴を折ったが想像以上に大変で、思い通りにいかなかった。この大変さを普段から感じる人もいると知って、できて当たり前という思い込みを押し付けるのは良くないと感じた。その後実際に子供達と関わり楽しい時間を過ごした。でも知らない間に傷つけている気がして不安な気持ちもあった。
2日目には施設見学をし、施設内にある子供達のためのさまざまな工夫を知った。例えば、字や数字が分からない人のために図形や絵を使って次に行く場所や、やることを示していた。他にもたくさんあり、細かいところまで子供達の事を考えて工夫しているのだなと思った。その後に子供達と関わった時は、ルールを破ってしまう子もいたけれど頑張って守ろうとしている姿も見て応援したくなった。施設の方々が子供達に寄り添おうとしていて、この施設の温かさを感じた。
2日間で発達障害について多くのことを学んだ。口で伝わらない時は書くと伝わりやすいこと、今日だけ特別だと許すとその後も期待させてしまい、叶えてあげられないと却って傷つけてしまうことなど、体験をしたからこそ知れたことがある。軽い行動で相手を傷つけてしまわないように相手の気持ちを想像することが必要だと思った。ただ、2日間の体験なのでまだ分からないことがきっとある。今回限りで終わりにせずこれからも発達障害について学び続けたい。(ニックネームa.mさん)