私が3日間お世話になったNPO法人アフタースクールぱるけは、普段は障がいを持っている子供達を対象に放課後等にデイサービス事業を行っています。

 夏休みには、みんなでプールに行ったり、昼食を作るなどさまざまな活動をしました。活動を通して、子供達は感情が豊かで素直だと思いました。楽しかったり嬉しいことがあると思いっきり笑い、自分の納得のいかないことがあると泣いたり、不満げな表情を見せます。また、人と人が通じ合うことに障がいの有無は関係ないことを学びました。私はこれまで障がいを持っている子供達と関わることが少なく、最初はどのように接すればいいか分からず不安でした。しかし、子供達はとても元気で好奇心が旺盛。優しい心を持っていてすぐに馴染むことが出来ました。子供達の中には上手く言葉を話すことが出来ない子もいましたが、一生懸命伝えようとしてくれます。言葉がなくても一緒に笑い合えた時に大きな喜びを感じました。そして、多くの人にこの喜びを感じてほしいと思いました。障がい者と関わりのなかった人にも、障がいのある人も必死に生きていることがきっと伝わるはずです。お互いに理解し、認め合うことが今日求められている共生社会の実現につながるのではないでしょうか。

 今回のボランティア活動で子供達とたくさん関わることが出来て、障がい者に対する意識が変わり、「将来は小さい子供と関わる仕事に就きたい」という思いがより一層強くなりました。ボランティア活動に参加して本当に良かったと思います。(ニックネーム りんごちゃん)