– 体験先 – NPO法人みやぎ発達障害サポートネット
私は8月6日、7日にみやぎ発達障害サポートネットさんで障害の疑似体験と子どもたちとの交流をしました。今までのボランティアでは障害のある子どもたちと遊ぶことが主でしたが、今回のボランティアでは、自分の持つ障害についての知識や考え、捉え方のもと、知識を増やし、アイスブレイクを考え、活動内容を考えたり、計画を立てたりと、支援者の立場になってボランティア体験することが出来た2日間でした。
1日目はNPO、発達障害についての座学を受けました。私たち健常者は何も見えなかったり、ぼんやりとしか見ることができなかったりするものが多い中、障害を持った方々には動物の体のように見えたり、記号と記号の間から4文字の英語を判断することができる特殊な資料を使って体験しました。また、グループが和む導入部分、2日目の交流活動の要となる「アイスブレイク」を考えました。画用紙をはがき大の大きさに切り、簡単な質問を書くのですが、子どもたちが答え、また質問し返すために、ありきたりなものは避けつつ、難しくなりすぎないように気をつけました。
2日目は子どもたちの活動に参加しました。1日目で考えた「アイスブレイク」をもう1人のボランティアの友達と協力して、納得のいく形で終わらせることができました。疑似体験のとき軍手をはめて決められた位置にシールを貼る作業や、折り紙を折る作業をしました。思っていたよりも細かい作業が困難でした。小学校高学年の子どもたちには子ども扱いしすぎないことを指示されてはっとしました。小学生でも自分でできることはやらせるべきだと教えさせられました。
この2日間を通して、子どもたちの「ありがとう」が普段の数十倍、数百倍に心に沁みました。