– 体験先 –  NPO法人いしのまきNPOセンター

私は7月26日から2日間、いしのまきNPOセンターで石巻のNPO法人をサポートするボランティアに参加しました。私がボランティアで学んだことが二つあります。

まず一つ目は、NPO法人についてです。NPO法人とは、民間非営利発動法人で市や県などの自治体から助成金をもらい課題を解決するための活動団体です。震災前は団体数が少なかったらしいです。しかし震災後に多くのボランティアによってNPO法人が設立されました。今では石巻に設立されたNPO法人が100を超えます。そして自分が参加したいしのまきNPOセンターはNPO中間支援組織というもので、新聞「NPO日和」や広報誌「んぽん舗」などでNPOや市民活動の情報を伝える活動やNPO法人に対してコピー機や会議室を格安で貸しています。いしのまきNPOセンターがなければ石巻市内のNPO団体は活発に活動が出来ないので助け合いの大切さを学びました。

二つ目はフードバンクについてです。フードバンクとは末永博さんが石巻に新しく設立したNPO法人です。住民や企業から寄贈された食品を生活に困っている人達にお渡ししています。そして「フードドライブ」というシステムについて末永さんは「お裾分けという気持ちで行う事により、食品ロスがなくなり、困っている人達は誰でも利用できることを知ってほしい」と話していました。私は高校生でも簡単に手助けできるシステムについて感心しました。

この活動を通して、私は助け合いの大切さを知りました。人は一人では何も出来ないが、周りの支えや助けがあることで不便なく生活出来ています。なので私はいつどんなときでも手助けが出来る大人になりたいです。

(S.Kさん)