－体験先－公益社団法人3.11みらいサポート

私は8月5日から3日間、3.11みらいサポートでボランティア体験をしました。以前、学校で防災講話がありました。その時に自分の住んでいる地域の震災当時のことをよく知らないことに気づき、夏ボラを通して学べると思ったので参加しました。

3日目にお客さんに館内を案内することを目標に1日目、2日目は主に語り部の方のお話を聞いたり、館内を見学したりしました。なかには現実とは思えないような内容もあり衝撃を受けましたが、被災者の方の経験や教訓を得ることができました。お話を聞く中で「あの時こうしていれば良かった」という言葉を何度か耳にしました。今まで、学校以外の避難訓練に参加したことがありませんでしたが、これからは地域の訓練にも積極的に参加したいです。そして、同じようなことが無いように、どこに逃げるのか、逃げるまでのルートは安全かなど決めて家族と共有しようと思います。

3日目はいよいよ、お客さんを案内する日になりました。何度も練習しましたが、実際に話そうとすると話したいことがなかなか順番通りに出てこず、思い通りに話せませんでした。また、館内を見学しているどのタイミングで声をかけるかなど、自分で判断するのが難しかったです。お客さんの中には栃木県から来た人もいました。県外の人でも過去のことについて知ろうとしている人がいることに嬉しく感じました。

この3日間自分が誰かを案内したり、パソコンでブログを打ったり今まで経験したことの無いようなことをしました。何より、参加の理由となった地域の震災のことについて詳しく知ることが出来て良かったです。3日間ありがとうございました。

(S.Nさん)