– 体験先 – NPO法人こども∞感ぱにー

私は、七月三十日から八月一日までの三日間こども∞感ぱにーでボランティア体験をしました。

私は、東日本大震災を経験した事、地域によっては子供達の遊び場が少ない事等から、災害に強く全世代の人々が安心して過ごせる家、子供達が楽しく過ごせる家を建てられる建築士になりたいと思っています。そのためには、子供達の事を知る事が大切だと思い、こども∞感ぱにーでのボランティア体験に応募しました。

初日は最初に事務所で説明を受けてからプレイパークわたのはに移動しました。二日目と三日目もプレイパークわたのはで子供達と一緒に活動しました。活動内容は、鬼ごっこや鍋ミントン、夏祭りに向けたお店作り、UNOやトランプ等でした。初対面でも積極的に話しかけに来てくれたので初日から楽しく活動する事が出来ました。

最初に説明を受けた際に「自分の責任で遊ぶ」という話がありました。怪我をしても失敗をしても全部自分の責任で遊ぶという環境がある事は子供達にとって良い事だと感じました。親は自分の子供が危ない事をするとやめさせてしまいます。そのように「あれもこれもダメ」と制限してしまうと、子供達の経験出来る事が減り自主性が失われてしまいます。しかし、こども∞感ぱにーでは子供達がする事を否定せず、大工道具等は危ないから使わせないのではなく正しい使い方を教え、その後は全て自分の責任で行う為、失敗して学び、自主性・創造力等を高める事が出来ます。実際に、夏祭りで使う屋台を自分達で作ったり、こんなに高い所登れないんじゃないかと感じる場所もすらすら登っていたりしており、「子供達ってこんな事も出来るんだ」と三日間子供達と一緒に活動していて感じました。

今回ボランティア体験を通して、子供達の可能性を感じると共に親がその可能性を奪っているのではないかと感じました。将来は今回のボランティア体験で感じた子供達の可能性を広げてあげられる、そんな家を設計出来る様になりたいと思いました。今回のボランティア体験では良い出会いがあり、良い思い出ができ、良い経験ができました。機会があればまた参加したいと思います。

(W.Kさん)