7月23日~8月21日の夏休み期間に実施した「NPOで高校生の夏ボラ体験」の全日程が終了しました。

昨年に引き続き、コロナ禍での開催となりましたが、感染対策や状況に応じたプログラム変更を行いながら、平常時の開催方法・規模に戻して実施しました。

■事前学習会
仙台会場(7月3日)、石巻会場(7月10日)の2回実施(前年度:オンライン開催)

■参加者数
宮城県内の23高校、91名(前年度:17校、74名)

■受入NPO
20団体(前年度:16団体)

今年は、より多くの高校生にボランティア体験の機会を提供できただけでなく、体験期間中に児童館など感染リスクが高い場所を除いて直接取材に伺い、高校生と受け入れNPOの声を聞くこともできました。

今回はその体験の一部始終を抜粋し写真で紹介します。
※高校生が活動を振り返りまとめる「体験談」が続々届いており、また別の回でご紹介したいと思います。

【目次】
認定NPO法人あかねグループ
認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット
NPO法人名取ハマボウフウの会

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■認定NPO法人あかねグループ
高齢者や障がいを持つ人へのお弁当づくり、訪問配達などを高校生に体験してもらいました。


■慣れた手つきで盛り付け。


■午前中にお弁当を届けた後も、夕方にはまた配達があるので、時間との勝負です。

 


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■認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット
はじめに座学、教材作りを行い、発達障害の特性や関わり方を理解した後、施設を訪れる子どもたちと触れ合いました。


■施設内の工夫を探すワーク。視覚的に分かるよう色分けやマークがついていることを発見しました。


■利用者の子が使う教材を制作。子どもと関わるだけではないNPOの仕事の裏側も学びました。


■いよいよ子どもたちと対面。緊張しながらも積極的に話しかけていました。


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■NPO法人名取ハマボウフウの会

ハマボウフウ花壇の看板と保護柵の撤去作業とあわせて、東日本大震災によって壊滅的な状況になった閖上の当時と今の復興状況を伝えました。


■ハマボウフウ花壇の手入れを行う。


■震災当時のハマボウフウ花壇が壊滅的な状況を聞く。震災後に植えたハマボウフウが今年やっと白い花を咲かせたそう。


■花壇が併設されている「名取トレイルセンター」で現在の閖上地域について話を聞く。


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紹介した活動はほんの一部ですが、全ての受け入れNPOが高校生に学びと気づき、そして多くの出会いの機会を提供しようと、充実したプログラムを考えてくださりました。

普段の高校生活では関わることが少ないNPOや、たくさんの地域の方々と一緒に活動し何を感じたのか。

後日、高校生が体験を振り返り文章にまとめる「体験談」で高校生の気づきや変化をご覧いただければと思います。