NPO法人せんだいファミリーサポート・ネットワーク

●イベントの企画・運営
●読み聞かせ
●館内整備
●外遊びへの参加

【団体メッセージ】
 子育て支援施設「のびすく仙台」と「のびすく若林」で受け入れを行いました。
 のびすく仙台では、スタッフと一緒にイベントの企画・運営や、読み聞かせにも挑戦してもらいました。体験を通して、「製作作業をする際は考えながら進めていくのが難しかった」「コロナ禍でお母さんと子どもたちがとても大変そうだと感じた」など、短い期間の中でたくさんの学びと発見があったことを話してくれました。この3日間の体験が、少しでも子育ての現状や子育て支援のことを知るきっかけになればうれしいです。
 のびすく若林では、隣接するふるさと広場での外遊びに参加してもらいました。ボランティアさんに優しく丁寧に対応していただいたおかげで、遊びに来ていた親子も安心して楽しんでいました。自分から子どもたちにアプローチしていくことに難しさを感じたようでしたが、草のツルでおもちゃづくりをするなどして、関わることができたようです。大きな木の下で、職員と一緒に絵本の読み聞かせも行い、自然の中での遊びの楽しさや大切さを体感してもらえたのではないでしょうか。

【高校生から寄せられた体験談】
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
「子育て支援の輪に触れて」
「支え合いの場」

 

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「子育て支援の輪に触れて」

 私は8月4日から6日までの3日間、のびすく仙台でボランティア活動をしました。小さい子どもたちと触れ合うことがあまりないため、うまくできるかとても心配でしたが、職員の皆さんの温かい笑顔とサポートで楽しく活動することができました。3日間の中で、七夕飾りを作るコーナーの実施や絵本の読み聞かせ、おもちゃの消毒などを体験しました。

 特に印象に残っている活動は「たなばたかざりをつくろう」のコーナーを開いたことです。前日に職員の方と準備をし、当日は来館した利用者さんと一緒に作りました。最初は自分もすごく緊張していて、お父さんやお母さん、子どもたちに話しかけるのがとても難しかったです。しかし、職員の方々の優しい声がけが聞こえてきて、私も少し真似してみたところ、自分の緊張もほぐれてきて少しずつ小さい子の年齢や興味に合わせて声をかけることができました。また、マスクをしていても表情が分かりやすいように笑顔でいることを心がけました。飾りが完成した後の利用者の方々の笑顔が忘れられません。とても貴重な経験ができました。

 のびすくでは仕事だけでなく、お父さんお母さんのリフレッシュのためにも一時預かりをしていたり、多くの情報を提供していたりしています。コロナの感染対策もしっかりされていて、子育てをする全ての人が快適に過ごせる工夫がされていました。私は将来様々な年代の方と接する職業に就きたいと思っているので、今回の経験は成長の糧になったと思います。また、これからもいろいろな人たちと交流していきたいと思うきっかけになりました。貴重な機会をありがとうございました。(常盤木学園高校2年 K.R)

 

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「支え合いの場」

 私は、7月29日、30日の2日間、NPO法人せんだいファミリーサポート・ネットワークのボランティアに参加しました。きっかけは、学校でNPOのボランティア募集のポスターを見て興味を持ち、元々ボランティアをしてみたいという気持ちがあったため応募しました。

 1日目は、室内でのびすく若林のことやその日の活動予定の説明を聞いて、主に外で活動しました。来てくれた子とたくさんコミュニケーションを取ることができました。2日目は、絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。初めてのことで緊張しましたが、のびすく若林の先生がサポートしてくださり、子どもたちも集中して聞いてくれたので良かったです。その他にも、水遊びをしたり、初めてザリガニを触ったり楽しく活動することができました。

 活動をしている中で気付いたことは、子どもを持つ保護者のサポートの大切さです。のびすく若林のような子育てを支援する施設で、保護者の育児への不安や負担を少しでも減らすことで、楽しく育児をし、子どもたちもいろいろな経験を通して成長することができるのではないかと思いました。また、現在日本では、少子化が進んでいることが問題となっていますが、子育て支援は少子化対策の1つでもあるので、このような施設での活動をもっと広めて少しでも力になれるように努めたいです。

 私はこの2日間で普段できないようなことを経験し、有意義な時間を過ごすことができました。今回のボランティアで学んだことを今後の生活で活かしていきたいと思います。(富谷高校2年 Y.I)