●お絵描き教室ゴコッカンで子どもたちの制作活動、遊びをサポート
●お絵描き教室ゴコッカン活動の準備・片付け
●お絵描き教室ゴコッカン活動の振り返りに参加
【団体メッセージ】
当日は高校生の皆さんが参加されたことで、子どもたちも皆さんとの関わりを楽しみながら活動に取り組んでいました。子どもたちも夏ボラ体験で高校生が来る日を楽しみに待っている様子が見られました。子どもたちの表現する姿に寄り添い、目線を合わせて楽しさに共感している様子が印象的でした。
ゴコッカンは日常の様々な制約を取り払い、子どもたちが自由に表現できる環境づくり、雰囲気づくりを大切にしています。今回の夏ボラ体験を通して、子どもたちの自由な発想や表現する姿から自由な表現の大切さを実感してもらえていたらうれしいです。
子どもたちも、高校生の皆さんと出会い、一緒に活動したことで今年の夏の良い思い出になったのではと思います。3日間ありがとうございました。またいつでも遊びに来てくださいね!
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
■「子どもが主役の場所」
■「歩き方」
■「お姉ちゃん気分に」
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「おねえちゃん!」とボランティア体験3日目で初めて呼ばれた時のことをよく覚えています。
将来保育士になるために子どもと関わることがしたいと思い、NPO法人にじいろクレヨンでボランティア体験をすることを決めました。活動の内容は、主に子どもの作品制作の手伝いと遊びや調理の補助で、夏休み期間中に3日間参加しました。私は初対面の人と話す時に緊張してしまうので、最初は不安な気持ちでいました。しかし、体験前の事前学習会で代表の柴田さんと話した際に、明るく話しかけていただいたので、その不安は安心に変わりました。
体験1日目は、柴田さんを始めとする皆さんにサポートしていただき、いろいろな子と関わることができました。その中で、小学生と未就学児への関わり方の違いや、子ども一人一人に合った関わり方があるということを学びました。関わっていくうちに「どうしたら良かったのだろう」と困ったことが何度かありましたが、1日の振り返りの時間に相談することで解決することができました。
2日目、3日目は初日よりも自分から積極的に子どもに関わりに行くことができ、活動の準備もスムーズに行うことができました。子どもの話にしっかり耳を傾け反応することで、前よりも子どもの方から「一緒にやろう!」「これ見てて!」と言ってくれることが増えました。初日はなかなか一緒に遊ぶことができなかった未就学児の子たちに、かくれんぼに誘われて遊んでいる時「おねえちゃん!」と呼ばれました。私は心を開いてもらえたのかなと思い、とてもうれしくなりました。
3日間のボランティア体験でNPO法人にじいろクレヨンは、子どもがのびのびと活動できる場所だと実感することができました。今回学んだことを将来に活かしていきたいです。
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「常識に囚われない、柔軟で自然な子どもの考え方は惹かれるものがある」と私は常々考えています。同時に「どのような思考があって導き出される発想なのか」と疑問に思っています。私がこのボランティアに参加した目的はまさに、子どもを含む様々な人の価値観について思索することがその1つです。もう1つの目的は、活動に携わる人を間近で見て、お話を聞く中で、自身が将来何のために何をしたいのかを考えるためです。
にじいろクレヨンでの活動は、名目上はお絵描き教室のサポートでした。しかし、実際に参加してみると、そこは自由空間でした。きっかけ作りとして、職員が料理教室等を実施していることはありましたが、子どもたち自身が望むまま自由に行動できる、素敵な場所でした。
活動の中で、私の心に強く残った出来事があります。1日目の午後、幼稚園年中くらいの女の子のスライム作りをお手伝いしました。その子は恐らく、初対面の人にすぐ心を開くような子ではないようでした。私自身も似た性格であったため、どこかギクシャクとした雰囲気でした。しかし、親御さんが来てお別れする時、驚くことにその子はできたスライムの3分の1近くを私に分けてくれました。その時の溢れる笑顔を忘れられません。心地良く過ごせたかは不明ですが、あの笑顔を思い出すと幸せになります。
今回のボランティア活動を通して、私は自分の意思を持って進みたいと思いました。子どもたちと接する中で、自分の抑制してきた幼少期を思い出したからです。心の底から、本当にしたいことを堂々とできる子どもたちに、少し勇気をもらいました。まだまだ迷いや不安はあります。しかし、私は様々な人を自然な笑顔にさせたり、希望を与えたりするために知識と経験を積んでいこうと思います。
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私は7月23日、8月6日、8月20日、の3日間、にじいろクレヨンでボランティアを体験しました。ボランティアをしようと思ったきっかけは、高校生になって2回目の夏休みに、進路について考えることが多くなり、保育系の職に就こうか興味を持っていたので夏ボラに参加しようと思いました。
ボランティア初日は「子どもたちと楽しく遊べるかな?」「私にできるのかな?」などと不安と緊張でいっぱいでしたが、参加してみるとスタッフの方も子どもたちも明るく接してくれて、すぐ馴染むことができました。特に小学生の女の子は私にあだ名を付けてくれたり、「これ一緒にやろう!」と遊びに誘ってくれたり、一緒に折り紙を折ったり、一人っ子の私はお姉ちゃんになった気分でうれしかったです。誰かから頼られることはこんなにうれしいことなんだなと感じました。
また、子どもたちは個性豊かで元気な子や静かな子、いろいろな子がいて楽しかったです。一緒に駄菓子屋さんに買い物に行ったり、公園で鬼ごっこをして遊んだり、とても楽しそうな顔をしている子どもたちを見て私も笑顔になりました。毎回活動が終わった後は反省会をし、その日の良かったことやこうすれば良かったこと、困ったことなどを相談する機会があり、視野が広がってとても良い経験になりました。
このボランティアに参加して、たくさんの子どもたちと関わることで新しい学びを得ることができ、充実したボランティア活動になりました。