■NPO法人おおさき地域創造研究会
ーおおさき移住支援センター・くーらす
●「おおさき移住サポーター連携会議」の準備、会議の参加
●大崎市岩出山地区の空き家見学、移住者ヒアリング
●見学した空き家の紹介文の作成(HP掲載)
●古川駅から移住支援センターまでの道のり紹介動画作成(HP掲載)
【団体メッセージ】
今年の夏ボラは法人が運営する「移住支援センター」の取り組みや活動に触れていただいた3日間でした。初日は「おおさき移住サポーター」の皆さんとの会議の準備をし、参加していただきました。大人の中でしっかりと自分の意見を話している皆さんはとても頼もしく、高校生のそれぞれの視点から出た意見は大変参考になりました。
2日目は岩出山での活動。地元への想いや将来についてお話いただき、移住者のご夫婦も感心していらしたのが印象的でした。最終日は、古川駅からの道のりの動画や空き家の紹介文を作成し、発表しました。「おおさき移住支援センター・くーらす」のHPにてぜひご覧ください!
皆さんと過ごした3日間、私たちスタッフにとっても「あっ」という間の濃い時間でした。そしてこんなに「地元愛」に溢れる高校生がいるんだと気付かされ、とてもうれしい気持ちになりました。この出会いを大事にしたいと思っています。ぜひまた遊びに来てくださいね!
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
■「自慢のまち」
■「地域間の結び付きの大切さ」
■「初めていっぱい、学びもいっぱい、迷いに迷った3日間」
「自慢のまち」
この3日間とても濃い時間を過ごした。忘れられない夏になった。
私は、大崎市の自慢できるところを書き出して意見交換をしたことが印象に残った。自分と同じ意見や初めて耳にした意見などがあり、具体的にまちの良いところを挙げることが新鮮に感じた。自然が近くにありながらも、まちや駅が近い、人との繋がりがある、食べ物がおいしい、どれだけあげてもきりがなかった。大崎市は自慢したくなる良いところで溢れていたのだ。あっという間に時間が過ぎていき、とてもワクワクして幸せだった。
また、渋谷さんご夫妻のお話を伺った時のことが心に残った。大崎市にUターンで戻ってくる経緯や、大崎市でのやりがいなど貴重なお話をたくさん聞くことができた。その中で「人が少ないからこそできることがある」と聞き、気付きがあった。自分が行動すれば何でもできるのだ。自分が挑戦したいと思えば挑戦できる。お話ししてくださった渋谷さんご夫妻の姿が生き生きしていて、とてもかっこよかった。私も行動しようと思うきっかけになった。
その他にも実際に空き家を見に行って現状を把握したり、空き家バンクの参考資料として写真を撮ってまとめたり、駅から移住センター「くーらす」までの道を動画や写真で紹介するものを作った。自分がまちを良くする取り組みに参加できていると実感できてうれしかった。そして、やること全てが初めての体験で毎日楽しかった。共にボランティアに参加した仲間ともたくさん会話ができて、とても充実していた。この「NPOで高校生の夏ボラ体験2022」に参加して良かったと思った。ここでの経験をこれからの進路や将来の目標設定に役立てていきたい。(古川黎明高校3年 S.R)
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「地域間の結び付きの大切さ」
私は8月17日から19日までの3日間、おおさき移住支援センターでのボランティア活動に参加しました。参加の理由は将来福祉関係の仕事に就く際、移住や地域に関する知識を身につけることで地域の中での自立した生活を営み、互いの課題を認識する社会づくりである地域福祉活動に活かせると考えたからです。
まずはじめに移住サポーターの方との地域会議に参加しました。学校以外で大人の方と接する機会がなく不安でしたが、私の意見にも真剣に耳を傾けてくださり、あまり緊張せずに話すことができました。大崎市で行っている事業や移住についての話を聞き、自分の住んでいる場所を改めて考えるきっかけになりました。その後、岩出山に住む移住サポーターの渋谷さんに話を聞き、実際に空き家を見学させてもらいました。渋谷さんは建築の仕事に携わりながら町おこしにも進んで参加していて、自ら大崎市のために動く姿勢がとても印象に残っています。様々なことに対して自分から積極的に取り組むことを大切にしていきたいと思います。
最後に3日間を通して感じたことは、都会に比べて人や物の少ない大崎市ですが、人と人の繋がりが深いことです。移住サポーターの方や市の施設職員と話す移住支援センターの方を見て、大崎市をさらに発展させていくために一人一人が考え、意見を出し合っていると感じました。この3日間の学びをこれからの将来に活かせるよう頑張っていきたいです。(古川黎明高校3年 S.K)
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「初めていっぱい、学びもいっぱい、迷いに迷った3日間」
8月17日のボランティア初日、私は古川駅構内で迷っていました。近くで掃除をしていた職員の女性に道を聞き、何とか外に出ることができました。しかし、今度は移住支援センター・くーらすがある場所へたどり着くまでに時間がかかってしまいました。Googleマップを使って歩いていたのですが、何度も目の前を通りすぎてしまっていました。その後、何とか無事に到着し、1日目がスタートしました。
この3日間で感じたことがありました。くーらすの職員やサポーターの方々が集まる会議に参加した時に感じた「場の温かさ」です。大崎市の方々は皆さん良い人で、その時の感動が強く印象に残っています。くーらすの事務所に入った時も、緊張することなく入ることができました。その後の自己紹介では、私が今まで知らなかった方法で取り組んでいて、それ以降自分でも真似しています。
もう一つ感じたことがありました。それは誰もマイナス発言をしていないということです。私の住んでいる地域では、マイナス発言が飛び交っています。しかし、大崎市のくーらすやサポーター会議での中では、全員がプラス発言をしていて笑顔でした。学びと刺激がたくさんあった3日間でした。一緒に参加していた古川の高校生の方々も優しくて、もう一度大崎市に行きたいと思いました。(角田高校3年 K.D)