9月5日に「宮城県の助成プログラム×NPO~資金と想いの好循環~」を開催しました。
みやぎNPOプラザ会場に加え、気仙沼市と今年は新たに大崎市と角田市でのサテライト会場も設置しました。各会場とオンライン参加者を合わせて45名が参加しました。
今回のテーマは「助成事例」編。
助成する側と助成を受け活動する側双方のコミュニケーションによって成り立つ助成金プログラム。今年は、助成団体だけでなく、採択団体にもご登壇いただき、助成プログラム活用の想いや事業についてお話を伺いました。
【プログラム】
話題提供+助成事例紹介
助成プログラム紹介
質疑応答(+会場のみ名刺交換タイム)
杜の伝言板ゆるる代表理事の石田祐さんによる話題提供。
助成金=マッチングであることを例に、助成する側も助成を通して実現したい社会があることなどをお話いただきました。
・・・助成プログラム紹介・・・
昨年に引き続き、県内で助成プログラムを提供する5団体にご参加いただきました。
・みやぎ生活協同組合様
・真如苑様
・東北労働金庫様
・宮城県共同募金会様
・仙台銀行様
みやぎ生協のご担当者さまからは「福祉助成に猫の保護活動の申請があり、最初はなぜ?と思ったけれど、助成申請を通じて『独居の高齢者のペット飼育の困難さ』が地域課題としてあることを知った」というお話がありました。
申請をする側にとっては、助成金もまた、活動の共感者を増やしたり、地域課題を知ってもらう機会であり、助成団体は資金を出すだけではなく、ともに地域課題の取り組むパートナーであることを実感する3時間でした。
今後に向けて、NPO、助成団体の声を聴きながら、さらなるニーズと発展的な取組に繋げていきたいと思います。
■参加者アンケートはこちらからご覧ください。
■本企画にご賛同、継続のためご支援いただける方は、ご寄付、賛助会員での応援をお願いします。
【参加者募集中】宮城県の助成プログラム×NPO~資金と想いの好循環~「助成事例」編
本イベント開始から3年目となる今年は「助成事例」をテーマに、NPOと助成プログラム(助成の出し手)が想いを相互理解し、繋がる場を開催します。
「助成を出す側のねらい」や「活動を相手に伝える視点」への理解を深め、宮城県に根差した助成団体から直接お話を聞ける場です。
NPO・市民活動や助成金に関わる全ての方のご参加をお待ちしています!
<チラシはこちらから(シェア大歓迎です!)>
◆日時
2025年9月5日(金)14:00~17:00
◆会場
みやぎNPOプラザ(定員30人)
気仙沼中央公民館(定員10人)
大崎市市民活動支援センター(定員10人)
角田市市民センター(定員10人)
オンライン Zoom(定員40人)
◆プログラム
①話題提供(14:10~)
活動のために資金が必要!と思った時、助成金や会費、寄付など資金の性質を理解することが欠かせません。
助成金とは何か?どんな性質があるのか?助成団体の想いやプログラムの狙いを理解し、助成金の有効な活用方法を学びます。
<登壇者>
認定NPO法人杜の伝言板ゆるる
代表理事 石田 祐 さん
宮城大学事業構想学群教授を経て、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科教授。2020年より杜の伝言板ゆるる代表理事。
宮城県公益認定等委員会委員長、特定非営利活動法人日本NPOセンター理事、特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会『寄付白書』発行研究会委員などで公共・NPOの運営に関わる。
<事例紹介団体>
社会福祉法人宮城県共同募金会
赤い羽根共同募金は、社会福祉法に基づき、都道府県を単位に行われる全国的な助け合い運動です。
募金は、福祉施設の整備や市民活動団体などの活動資金、災害に備える準備金として積み立てられるなど、「じぶんのまちを良くするしくみ」として年間200件以上の助成支援に活用されています。当日は、助成採択団体として外国人のこども・サポートの会も登壇します。
②助成プログラム紹介
宮城県内を対象に、地域に根差した助成を行う団体が、プログラムの特徴を紹介します。
<登壇団体>※順不同
真如苑 様
株式会社仙台銀行 様
東北労働金庫 様
宮城県共同募金会 様
みやぎ生活協同組合 生活文化部 様
③質疑応答/交流タイム
本会場(みやぎNPOプラザ)にご参加の方のみ、助成担当者との名刺交換等を予定しています。
◆申込・お問合せ
認定NPO法人杜の伝言板ゆるる
TEL:022-791-9323
MAIL:npo@yururu.com
申込URL:https://forms.gle/RRh4k58kiPwbP3DD7
<主催>
認定NPO法人杜の伝言板ゆるる
<共催>
宮城県(みやぎNPOプラザ)
気仙沼市民活動支援センター
大崎市市民活動サポートセンター
角田市市民活動支援センター
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宮城県にはNPO法人だけで700団体以上、ボランティア団体など草の根の活動を含めると、さらに多くの市民活動が行われています。
また宮城県には、地域に根差し、大切な草の根活動を応援する「助成プログラム」が数多くあります。
こうした「NPO・市民活動団体」と「地域の資金(志金)」を繋ぎ、助成金を通じて双方の理解を深める ~資金と想いの好循環~ を目指しています。