震災から5年の歳月を経て『創る村』の「今」
東松島市の「創る村」さんは、
高齢者向けデイサービスと学校になじめない子ども達のためのフリースクールを併設した施設を運営し、
音楽や芸術、食事などを通して、高齢者も子どももお互いに尊敬し合える場づくりに取り組んでいます。
2011年4月に新しい施設「老莱子(ろうらいし)の家」を開設予定でしたが、
震災により津波で1階部分が浸水。多額の改修工事費用が必要になりました。
当サイトで設定した寄付の目標額2,622万円。
全国の応援者から寄付金や助成金が集まり、目標を達成!
スタッフ自らも復旧工事を行い、再建・オープンすることができました。
今も届く全国からの支援は、津波で流されたピアノなどの備品や
新たに必要になっている設備、活動費として大切に使っています。
「たくさんの方々に支えられ、ここまで来ることができました。
みなさんからの志を無駄にしないよう全力で頑張ります」と理事長の飴屋善敏さん。
また、新たな構想も検討中と言います。
高齢者を敬い、子ども達の心身を育む環境・教育への挑戦はこれからも続きます。