のんび~りすみちゃん家が、クローズアップ東北に出演!
NPO法人のんび~りすみちゃん家が、
NHK クローズアップ東北
(毎週金曜日 19:30~19:58(東北地方)
/再放送 土曜 10:55~11:23)
で紹介されるそうです。
放映予定日は、6月17日(金)です。
※番組の放映時間・内容が都合により変更になることがあります。
地域に寄り添い活動を続ける
のんび~りすみちゃん家の取り組みを、ぜひご覧ください!
>>追加情報!
5/20(金)7:45~(約10分)にも
のんび~りすみちゃん家で行われたイベントの模様が
NHKで放映される予定です!
震災から5年の歳月を経て『のんび~りすみちゃんの家』の「今」
宅老所、デイサービス、デイホーム、グループホームと、
地域のニーズに応えるため、
多様なサポートを続けていた、のんび~りすみちゃんの家。
3棟の施設は東日本大震災で被災しましたが、
『復興みやぎ』をはじめとする寄付金や助成金、
自己資金で何とか工面して、
同年7月には、全壊を免れた自宅を改修、受け入れを再開しました。
現在は、
居住地や要介護認定の有無などで制限されることなく、
誰でも受入られるようにしたい、という強い想いから、
制度外の自主事業である宅老所と、
介護保険適用のデイサービス事業を運営しています。
しかし、震災による傷跡はいまだ解決されていません。
震災による地盤沈下により、大潮や大雨で冠水し、
家の中までは入ってきそうな勢いで、水が迫ってくると言います。
施設内で、2階へ避難する体制を整えてはいても、
利用者のことを考えると不安は消えません。
そのような気持ちをかかえながら、
早5年を向かえ、現在の活動拠点周辺地域で、集団移転することになりました。
自宅兼施設の1棟を残し、高台へ移ります。
安全面が確保されるのは嬉しいことですが、
新たな土地の購入、建築にかかる費用は、推定一億を越えると言います。
まったく資金調達の目途が立っておらず、
現在は、ローンを組みながら、自己負担で賄うほかありません。
また、人手不足にも頭を抱えていると代表の伊藤壽美子(すみこ)さん。
現在職員は17名ですが、手厚いサポートと、
宅老所の夜勤体制を考えると、人手が足りません。
宅老所をはじめて今年で20年。
「自分達が生き残った意味を考え、
これからの事業運営などについても整理していきたい」
と地域に根差した活動を続けたい一心で
事業の在り方を現在検討中だと伊藤さんは話してくださいました。
第1.3水曜日に「のんびりサロン」と名づけた交流会を開催しています。
1食200円(20食限定)の食事を味わいながら、
皆でおしゃべりを楽しむ会は大変好評だと言います。
「人手不足」、「資金不足」という大きな問題を抱えながらも、
このサロンは続けていくと伊藤さん。
地域のため、のんび~りすみちゃんの家を必要とする人のため、
そして、これからも地域に寄り添うサービスが続けていけるように、
今後も温かいご支援とご協力をお願いいたします!
2013年11月1日 みやぎ宅老連絡会が本を出版しました
2013.4.15 第3回 みんなの夢をのせて「走れ!仙石線」
のんびーりすみちゃんの家では、グループホーム事業も行っていましたが、
震災の影響で、現在の東名地区での再開が難しくなりました。
のんびーりすみちゃんの家理事長の伊藤さんは、社会福祉法人ことぶき会 ケアハウスはまなすの里の理事長でもあります。
はまなすの里は、東松島市小野にあるにケアハウスとショートスティ、デイサービスのある施設です。
そこで、社会福祉法人ことぶき会 ケアハウスはまなすの里へ、グループホームとしての事業所番号を譲渡、
はまなすの里敷地内に、新たに施設を建設し、事業を再開する予定です。
東名地区では、ディサービス事業と、宅老所を運営しています。
最近は、仙石線旧野蒜駅前で「語り部サロン」を開始しました。
震災の様子を、体験者が語り、あの地震を風化させないことが目的。
4月7日の開催日には、地域の皆さん、ボランティアバスで東松島を訪問していた方、すみちゃんの家へボランティアで訪れた方20名程が参加しました。
地元の方、以前東名地区に住んでいた方を中心に、お茶を飲んだり、健康体操をするサロンを、2月にオープンした東名地区ふれあいサポートセンターという場所で、開始しています。
5月5日には、東名地区ふれあいサポートセンターで、第3回 みんなの夢をのせて「走れ!仙石線」を開催します。
「当日に向けて、スタッフ、走れ!仙石線」実行委員会とで準備中です。
地域の方々が元気が出るようなお祭りにしたいと企画しています」とスタッフの齋藤さん。
ぜひ、復興へ向け歩んでいる活動にご参加ください!
詳細は、こちら
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第3回 みんなの夢をのせて「走れ!仙石線」
東松島市東名・野蒜地域は、東日本大震災の津波によって、通学・通勤の大切な足「仙石線」が失われました。
震災後、元の場所で再建して頑張っている方、高台移転に向けて一歩ずつ前進している方々がいます。
1日でも早く、仙石線の全線復活が待たれます。そこで、今回地域の子供たちの笑顔を取り戻し、地域の人たちが、これからについて話せる交流の場を開きます。
●日 時:5月5日(日)10:00~
●場 所:東名地区ふれあいセンター
(東松島市新東名二丁目5番地1)
●内 容:地域のみんなで、ゆったりのんびり楽しみましょう。
屋台ブース、子供ひろばもあります。
●申込方法:不要(直接お越しください)
●主 催:NPO法人のんび~りすみちゃんの家
●連絡先:NPO法人のんび~りすみちゃんの家(伊藤)
〒981-0413宮城県東松島市新東名4-11-14
TEL:0225-88-2691
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水の恐怖から高台移転も・・・
11月10日、仙石線東名駅(休止中)を会場に、すみちゃん家も大いに関わっているイベント「第2回走れ仙石線」が開催されました。仙石線の早期復旧を願うこのイベントにすみちゃん家が関わるのは、地域の為にありたいというNPO法人としての自負があるから。
今、すみちゃん家は高台移転をするかどうか、悩んでいます。
東松島市新東名にあるすみちゃん家の目の前には東名運河があり、そしてさらにその先、運河の南側の東名地区はその土地の多くが地盤沈下によって水没したまま。新東名も震災当時よりも地盤沈下が進行しているようで、「満潮時には運河の水面と道路の高さがほとんど変わらない」日もあるそうです。そのため、地震だけでなく台風や大雨が来るだけで、浸水の恐怖に怯える日々がずっと続いているのです。「(慢性的なストレスにより倒れる人が増えたため)救急車のサイレンの音が増えた」と伊藤壽美子さんは言います。「この水が迫る恐怖は住んでる者にしかわからない」
新東名周辺では道路の整備は徐々に進んできていますが、住民が真っ先に欲しいのは土地の嵩上げであり、堤防の建設なのです。
しかし、いざ高台移転をしようにも困難はつきまといます。
移転先で分配されるであろう土地は3区画(1区画は75坪ほど)。現在運営している施設をそのまま移転させるにはその3区画がすべてつながっていないと難しいのですが、その可能性はまだ見えません。それに当然建物を建てるための費用も必要です。建設費用には最低でも6000万円は必要と見ています。伊藤さんはいざ移転するとなれば、自身の財産を売り、足りない分は借金してでも…と考えています。「とにかくお金が必要!」伊藤さんはその本音を隠すことなく主張してくれました。
のんび~りすみちゃんの家の近況はブログからお読みください。
2012.2.1 3月10日にイベントを開催!
のんび~りすみちゃんの家は、デイホーム施設の改修工事を行っています。
しかし、改修工事費用の4分の1が補助される宮城県の老人福祉施設等災害復旧支援事業は該当しませんでした。施設が法人の建物ではないからです。NPO法人が運営している福祉施設は、ほとんど賃貸というのが現状です。
設立して今年10年目を迎えるすみちゃんの家が施設を改修して再開することが、地域住民の力になります。施設改修の支援をしてくれる団体が必要です。
現在東松島市の海岸沿いのJRは復旧していません。2015年以降に内陸部に線路を移動して再開する予定です。現在東松島市の旧鳴瀬地区に住んでいる子どもたちは、JRがなく以前の生活を取り戻せません。受験生の中には仙台の高校に行くのをあきらめた子もいます。
そこでのんび~りすみちゃんの家が主体となり、多くの団体も賛同し3月10日にイベントを行うことになりました。
イベント名は 「みんなの夢をのせて 走れ!仙石線」です。
詳しくは のんび~りすみちゃんの家のブログ をご覧ください。
2011年12月8日 施設解体と地域の交流サロン活動
すみちゃんの家で、震災前にデイホームを行っていた施設は解体することになりました。
当初は改修して、再開を考えていましたが、改修工事の費用が多額にかかることや、台風による浸水の影響もあり、解体し更地にすることにしました。
【解体工事作業】
震災前にデイービスを行っていた施設は残し、改修工事を行い、再開を目指していきます。
【改修工事を行っている施設】
グループホームの再開も難しいため、その施設を利用して、地域の交流サロンの場として提供し、地域の復興の活動も行っていきます。
また、すみちゃんの家周辺の地域、東松島市新東名ではまだ駅の修繕は行っておらず、商店なども再開している所はほとんどありません。
地域に住んでいる高齢者や子どもたちのことを考えると、駅の復旧は欠かせません。そこで、地域の方々と連携し一日でも早く電車が通るように活動していく予定です。
月刊ゆるる記事はこちらからのんびーりすみちゃんの家
2011.07.26 綺麗な花壇と東京からのボランティア
2011.07.06 仮設住宅の方にサロンを
「ここで仕事がしたい。グループホームが開けないなら、デイサービスや交流サロンを始めて、地域の人たちが集まれる場所を作りたい」と、理事長の伊藤壽美子さん。先日は、仮設住宅や避難所などで、いくつかの団体と連携してサロンを開き、歌を歌い、お茶やお菓子を食べるブースや、美容師ボランティアの方々の協力で、ヘアカットや毛染めサービスを提供しました。
7月9日からのデイサービス再開を目指して修繕工事がすすんでいます。今、地域の人々が気軽にいつでも集まり話ができる、交流サロンづくりを検討しています。いつ開催すると決めるのではなく、365日いつでもお茶を飲み、語りあえる。この地域に住んでいた人達が戻ってくることができる場所を作る予定です。